vol.283  「8頭の羊から始まった今日のウール紡績のお話」

こんにちは、ヤーンアドバイザーの大久保千聖(おおくぼ  ちせ)です!


先週は、
一年に一度の”ジャパンヤーンフェア”(通称:ヤーン展)に行ってきました。
最終日は、あいにくの雪に見舞われたのですが、多くの来場者があったようです。

雪の一宮市とヤーンフェア会場↓↓↓




ヤーンフェア会場内でも、紡績についてのビデオ上映がされていました。
その中に出ていた、紡績の始まりとなった8頭の羊の話しについて、
”8頭の羊から始まった”のフレーズが気になったので、羊の歴史を調べてみました。。

今回は、”羊の歴史”についての話です。




8頭の羊から始まったウール紡績



ニット製品で最も多く使われているのが”メリノウール”です。では、
「羊(メリノウール)の産地はどこでしょうか?」


多くの方が「オーストラリア」と答えると思います。

はい。そうです!
メリノウールの多くはオーストラリアに生息しています。


でも、オーストラリアでメリノウールが誕生したわけではありません。


誕生した地は、オーストラリアから遠く離れた”スペイン”なのです!




もともとの野生の羊は、黒色や茶色でした。
↓↓↓
こちらが野生の羊です。羊というか、別の動物のように見えますよね。




紀元前7000年くらい前から飼われていた羊ですが、文明の発達と共に、
この黒い羊から白い毛がとれる羊になるまで品種改良を重ねてきました。


エジプトで毛織物にされ、ヨーロッパに渡った羊がスペインで更なる品種改良を重ね、
白く・柔らかい毛がたくさん取れる”メリノウール”が誕生しました。

メリノウールが誕生したのは、1300年頃のことだそうです。



メリノウールは、良質な毛がとれるのでスペインでは国外不出の貴重な存在でしたが、
スペインからの戦利品として、激しい航海のすえオーストラリアの地にたどりついたのが
わずか8頭の羊です。


この8頭の羊が、オーストラリアで大規模に生産されるきっかけとなりました。

ウール紡績の基礎となったのです。

そして、今では世界中へ輸出されています。

”メリノウール誕生の地”スペイン  マドリードでは、”放牧まつり”という羊のお祭りもあるほど、
羊は生活には欠かせない存在なのです。






ヨーロッパの人にとって、羊は生活には欠かせない存在でした。
多くの絵画や宗教画にも多くの羊が描かれています。


8頭の羊がオーストラリアにたどり着かなかったら、品種改良がされなかったら、
ウールのセーターが着れなかったかもしれない。

ウールのニットを着て、その良さを感じているからこそ
羊を見ると愛着が湧くのかもしれません。




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