vol.303  「ニット豆知識★素材によって異なる染色方法を利用したファンシーヤーン」

こんにちは、ヤーンアドバイザーの大久保千聖(おおくぼ  ちせ)です!


先月末に、早くも2016年春夏の素材企画をスタートさせました!

糸の産地、愛知県一宮市を訪問し、20年くらい前の貴重な資料を見せて頂きアイディアを膨らませました。
90年代のサンプル編地はゴム地ばかり・・・。その背景にはニットスーツの流行があったそうです。
今も、ゴム地の流行がありますし、古いものが新しく感じるファッションの流行はおもしろいなぁ〜と実感。

資料を真剣に見る小見。↓↓↓





素材によって染色方法は異なります。



ニット用の糸は、色々な素材で出来ています。
綿・ウール・レーヨン・アクリル・・・・・などなど

さまざまな混率の糸があります。


素材を染色するときに、素材によって染める染料がわかります。

例えば・・・

綿・麻・レーヨン・・・反応染料
シルク・ウールなどの毛・獣毛(モヘア・アルパカ)・ナイロン・・・酸性染料
アクリル・・・アクリル染料
アセテート・ポリエステル・・・分散染料
カチオン加工した素材(カチオンアクリル・カチオン綿)・・・カチオン染料



この性質(技術)を利用して
混率の異なる素材を違う色に染色することも可能。これを染め分け2浴染めといいます。




そして、この糸は、↓↓↓
素材によって異なる染色方法を利用してファンシーヤーンを作りました。

Gladisグラディス  1/9



糸の構成は・・・
モヘアのわたとアクリルのわたを切り替えながら、ループを作っている糸です。

混率は、モヘア30%  ウール14%  ナイロン22%  アクリル34%

モヘア・・・酸性染料
アクリル・・・アクリル染料

と染料が異なります。




糸を拡大して図解します。


それぞれの色が強く出るところ、2色の色が混ざりあった部分がランダムにでます。
この奥深い色合いが出せるのは、この染め分けを利用した糸の魅力です。



他の素材と交編すると、さらに豊かな色合い表現できます。

  

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発行者:大久保 千聖   CHISE OHKUBO



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